【家づくりQ&A】気密測定とは?C値の意味と高気密の家が快適になる理由
2025年05月30日 - 家づくりQ&A
家づくりを検討される方から、
「気密測定って必要なんですか?」
「C値ってよく聞くけど、どういう数字?」
というご質問をよくいただきます。
断熱性能が“熱を伝えにくい力”だとすると、
気密性能は “その断熱性能を最大限に発揮させるための土台” です。
ここでは、気密測定の基本から、C値の見方、高気密の家が暮らしをどう変えるのかまで、やさしく解説します。
気密測定とは?まずは基本から分かりやすく解説
家にどれだけ隙間があるかを
調べる検査のこと
気密測定とは、家の中の「すき間の量」を測るための検査です。
建物に専用の機械で圧力をかけ、
どれくらい空気が漏れるか を調べることで気密の良さを数値化します。

実際の気密測定の様子や結果については、
こちらの記事でご紹介しています。

C値とは?家の “すき間の大きさ” を表す指標
C値=相当すき間面積(㎠/㎡)
1㎡あたりにどれくらいのすき間があるかを表す数字です。
C値が小さいほど気密性能が良い家
たとえば…
・C値=2.0 → A4用紙1枚ぶんほどのすき間
・C値=1.0 → 名刺1枚ぶんのすき間
・C値=0.5 → 名刺半分ほどのすき間
数字が半分なら、すき間も半分。
それだけ 室内の空気が外へ逃げにくい=快適性が上がる ということです。
気密が良いと家は何が変わる?メリットを紹介
① 冬あたたかく、夏は涼しい家になる
すき間が少ないと暖房や冷房が効率よく働きます。
「エアコン1台で家中がほどよい温度になる」という声も多いです。
② 光熱費が下がり、省エネになる
すき間から熱が逃げると冷暖房のロスが大きくなります。
気密を上げることで、光熱費の削減につながります。
③ 換気システムが正しく働くようになる
気密が悪いと、穴のあいていないバケツのような状態。
計画的な換気ができません。
逆に気密が良い家なら、
24時間換気が設計通りに機能し、空気がきれいに保たれます。
④ 結露を抑え、家の寿命を延ばす
すき間が多いと、冷たい空気が壁の内部に入り込み、
内部結露の原因になることも。
気密がしっかりしている家は、
構造を湿気から守り、家の耐久性を高めます。
気密測定は全棟で行うべき?
実は、気密測定を全棟で実施していない工務店は多いのが現状です。
なぜなら、施工の丁寧さが数字に出てしまうため。
しかし本来、
「長く快適に住む家」をつくるなら、
全棟気密測定は必須レベルの検査 だとAVANTIHOMESは考えます。
毎棟測定することで、
・どこにすき間があるか
・施工精度に問題がないか
・数値が基準値を満たしているか
を確認でき、安心してお引き渡しできます。
岐阜の気候こそ“高気密”が快適さにつながる理由
岐阜は、
・夏は蒸し暑い
・冬は底冷えする
という、寒暖差の大きい地域。
気密性能が高いと、
外気温の影響を受けにくいため、快適性が大きく変わります。
まとめ:気密測定は“暮らしやすさ”を左右する大切な検査
気密は目に見えない部分ですが、
住み心地・健康・光熱費・家の寿命に大きく影響します。
安心して暮らせる家のために、
C値の確認と気密測定の実施は欠かせません。
⇩併せて知りたいUA値の解説

著者情報
岐阜県岐阜市を拠点に、
「住むほどに好きになる家」をテーマに家づくりを行っているAVANTIHOMESです。
断熱性能・気密性能・耐震など、専門的な知識をわかりやすく解説し、
お客様が安心して家づくりを進められるよう、公式情報として発信しています。
