【家づくりQ&A】24時間換気システムとは?仕組みとメリット・種類をやさしく解説
2025年06月10日 - 家づくりQ&A
家づくりの相談で
「24時間換気って本当に必要?」
「第1種とか第3種って何が違うの?」
という質問をよくいただきます。
24時間換気は、
家の空気を健康的に保つために欠かせない設備です。
ここでは、仕組み・種類・メリットをやさしく説明しながら、
AVANTIHOMESが採用する換気の考え方についても紹介します。
24時間換気システムとは?
● 家の空気を“常に入れ替える”ために義務化された設備
2003年の法改正により、
すべての新築住宅で24時間換気が義務化 されました。
理由は、
・シックハウス対策
・住まいの空気環境の改善
・室内の湿気・汚れを排出するため
といった健康面が大きく関係しています。
24時間換気はなぜ必要なの?
① 空気の汚れを外に出し、きれいな空気を入れるため
目には見えませんが、家の中には
・二酸化炭素
・ホコリ
・湿気
・ウイルスや花粉
・調理のにおい
などが溜まりやすく、それを排出するために換気が必要です。
② 高気密な家ほど「計画的な換気」が重要
AVANTIHOMESの家は 気密性能(C値)が高く、外気の出入りが少ない ため、
換気システムが計画通りに働きやすいメリットがあります。
気密が悪いと、
外の隙間から空気が勝手に入ってしまい、
換気が正しく行われません。
③ 湿気を排出し、結露やカビを防ぐ
換気は湿気対策にも効果的。
とくに冬は結露を放置すると家の寿命に影響するため、
24時間換気が重要になります。
換気システムには3種類ある
24時間換気には大きく3つの種類があります。
① 第1種換気(給気も排気も機械で行う)
✔ メリット
・室内の空気環境を最も安定させやすい
・必要な場所へ“計画的に”新鮮な空気を届けられる
・温度交換(熱交換)システムと組み合わせれば省エネ性が高い
・外気をフィルターで浄化でき、花粉・PM2.5対策になる
・部屋ごとの温度ムラが少ない
・高気密住宅と相性が非常に良い
✔ デメリット
・初期費用が高い
・機械が複雑なためメンテナンスが必要
・電気代は3種よりやや高い
・設計と施工が丁寧でないと性能を発揮しにくい
② 第2種換気(給気が機械・排気は自然)
※主にクリーンルーム・病院・工場など特殊用途
✔ メリット
・室内に常にプラスの圧力をかけ、外部からの汚染物質が入りにくい
・無菌室など“空気を外へ押し出したい場所”に適している
✔ デメリット
・一般住宅には不向き(湿気・汚れを外へ自然排出しにくい)
・家の構造に結露リスクを増やす可能性あり
・家庭用としては過剰性能でコストが高い
③ 第3種換気(排気が機械・給気は自然)
✔ メリット
・シンプルで導入しやすい
・初期費用が安い
・故障が少なく取り扱いが簡単
・多くのローコスト住宅で採用されている
✔ デメリット
・外気が“そのまま”入るため、温度差が大きい(冬は寒い/夏は暑い)
・外の花粉・PM2.5などがフィルターなしで侵入しやすい
・室温が安定しづらく、光熱費が上がりやすい
・高気密住宅と組み合わせると給気が不足することがある
・家の中の空気の流れが安定しにくい
24時間換気のメリット
● 空気がきれいで健康的
家の中の汚れた空気を常に入れ替えることで、体に優しい環境に。
● 結露・カビ予防
湿気を外に逃がし、家の劣化を防ぎます。
● においがこもりにくい
料理・生活臭・ペット臭などを抑えられます。
● 温度ムラの少ない家になる
気密が良い家と組み合わせることで、空気の流れが安定しやすくなります。
さらに、より高性能で快適な換気を実現するために、
MAHBEX(マーベックス)の24時間換気システム「sumika(澄家)」を
採用しています。
まとめ:換気は“目に見えない性能”こそ大切
24時間換気は見えない設備ですが、
住み心地・健康・家の寿命に大きく影響します。
・空気がきれいになる
・結露・カビを防ぐ
・温度差の少ない快適な家になる
・健康にも優しい
AVANTIHOMESでは、性能(断熱・気密)と換気のバランスを大切にし、
快適な空気環境をつくる家づくりを行っています。
著者情報
岐阜県岐阜市を拠点に、
「住むほどに好きになる家」をテーマに家づくりを行っているAVANTIHOMESです。
断熱性能・気密性能・耐震など、専門的な知識をわかりやすく解説し、
お客様が安心して家づくりを進められるよう、公式情報として発信しています。


