【家づくりQ&A】sumika(澄家)とは?床面排気で空気をきれいに保つ24時間換気システムをやさしく解説
2025年06月20日 - 家づくりQ&A
24時間換気システムにはいくつかの種類がありますが、
「どんな空気を、どこから取り入れ、どこから排気するか」によって、
室内の空気環境は大きく変わります。
AVANTIHOMESが採用しているのが、
MAHBEX(マーベックス)の24時間換気システム「sumika(澄家)」。
このコラムでは、
・sumikaの仕組み
・一般的な換気システムとの違い
・なぜ“床面排気”が重要なのか
を分かりやすく解説します。
sumika(澄家)とは?
sumika(澄家)は、
「きれいな空気を家の中に届け、汚れた空気を効率よく外へ出す」
ことを目的に開発された 第一種換気システム(熱交換型) です。
特徴は大きく3つあります。
特徴① 室内にPM2.5や花粉を入れない【高性能フィルター】
私たちは1日に約20kgもの空気を体に取り込んで生活しています。
水や食べ物以上に、空気は健康への影響が大きい存在です。
sumikaでは、外気取り込み口に
PM2.5対応の高性能フィルターを搭載。
・花粉除去率:99.8%
・PM2.5(2.5μm)除去率:約95%
外の空気はそのまま入れず、
きれいにろ過してから室内へ給気します。
花粉症の方や
小さなお子さまがいるご家庭にも安心です。

特徴② 給気はダクトレス。汚れが溜まりにくい
一般的な換気システムでは、
長いダクトの中にホコリや汚れが溜まることが心配されます。
sumikaは、
給気をダクトレス方式にすることで、
・汚れが溜まりにくい
・メンテナンス性が高い
・給気空気が清潔に保たれる
というメリットがあります。
新鮮な空気を
「そのままの状態で」室内へ届ける設計です。

特徴③ 室内の花粉・ハウスダストを「床面排気」で効率よく外へ
家の中の空気は、
高さによって含まれる汚れの量が違うことをご存じでしょうか。
● アレルゲンは床付近に溜まりやすい
花粉やハウスダスト、PM2.5などのアレルゲン物質は、
空中を舞い上がったあと約数時間〜半日かけて徐々に床面付近へ沈んでいく
という性質があります。
特に注意したいのが 小さなお子さんの生活ゾーン です。
● 乳幼児が吸っているのは「床上30cmの空気」
画像にもある通り、
乳幼児や小さなお子さんは大人と違い、
・床に座る
・ハイハイをする
・床で遊ぶ
といった時間がとても長く、
主に床から30cm前後の空気を吸って生活しています。
この高さは、
ハウスダストや花粉が最も溜まりやすいゾーンとも言われています。
● sumikaは「床面排気」で子どもの呼吸域をきれいに保つ
sumika(澄家)の最大の特長が、
排気口を床面に設けていることです。
これにより、
・床付近に溜まった花粉・ハウスダストを直接排気
・小さなお子さんの呼吸ゾーンの空気を優先的にきれいに保つ
・掃除だけでは取りきれない微細な汚れも排出
という、理にかなった空気の流れが生まれます。
● トイレや生活臭にも効果的
臭いの成分も、実は 空気中では比較的重く、床付近に溜まりやすい 性質があります。
sumikaの床面排気は、
-
トイレの臭い
-
生活臭
-
ペット臭
なども 下から巻き上げるように排出 するため、
家全体の空気がこもりにくくなります。
「換気しているのに臭いが残る…」
というストレスが少ないのも、床面排気ならではの特長です。
sumika の熱交換システムとは?
24時間換気システムには
“空気を入れ替えるだけ” のものと、
熱を交換してエネルギーを無駄にしないものがあります。
sumika(澄家)は 後者 で、
特に冷暖房と組み合わせたときの“損失の少なさ”が大きな魅力です。
熱交換って、そもそもどういうこと?
簡単に言うと――
外の新しい空気を家の中に入れたいけれど、
暖房や冷房でつくった“快適な空気の温度”を逃したくない。
sumika は外の空気をそのまま入れずに、
“家の中の温度をできるだけ逃さないで換気する技術”
を採用しています。
具体的に何をしているの?
sumika の熱交換システムでは、
室内から排気する空気の“熱”を
外から取り入れる空気に
移し替える(=熱を受け渡す)ことで、
冷暖房でつくった快適温度を
そのまま活かしながら換気するという仕組みになっています。

普通の換気システムでは、
・寒い冬 → 外気をそのまま入れてしまう→ エアコンが追加で暖める必要がある
・暑い夏 → 外気をそのまま入れてしまう→ 冷房でさらに冷やす必要がある
つまり、空気を入れ替えるたびに
冷暖房の効果を無駄にしてしまうんです。
でも sumika なら、
外気を“そのまま入れるのではなく”
室内空気の熱を再利用して “取り込む空気を必要最低限の温度まで整える”ことで、
冷暖房効率を落としません。
●こんなメリットにつながります
✔ 冷暖房の効きがよくなる
✔ エアコンの稼働時間が少なくなる
✔ 光熱費を抑えられる可能性がある
✔ 換気しながら快適さが落ちない
✔ 空気も熱もロスしない
sumika はただ“空気を入れ替えるだけ”ではなく、
エネルギーを賢く再利用する仕組みなのです。
■ まとめ|「換気」は量だけでなく、質まで考える時代へ
24時間換気は、
ただ空気を入れ替えれば良いというものではありません。
どんな空気を取り入れ、
どこから排気し、
どれだけ冷暖房の快適さを守れるか。
sumika(澄家)は、
-
PM2.5や花粉を室内に入れない
-
床面排気で子どもの呼吸域をきれいに保つ
-
熱交換によって冷暖房効率を落とさない
という、空気の「質」まで考えた24時間換気システムです。
AVANTIHOMESでは、
高気密・高断熱の性能を活かしながら、
床下エアコンやララファンと組み合わせて、
温度も、空気も、家族の健康も大切にした住まいをご提案しています。
毎日、無意識に吸い続ける空気だからこそ、
「どんな換気システムを選ぶか」は、
これからの家づくりでとても重要なポイントです。
著者情報
岐阜県岐阜市を拠点に、
「住むほどに好きになる家」をテーマに家づくりを行っているAVANTIHOMESです。
断熱性能・気密性能・耐震など、専門的な知識をわかりやすく解説し、
お客様が安心して家づくりを進められるよう、公式情報として発信しています。
