【家づくりQ&A】床下エアコンとは?冷暖房の仕組みと快適に暮らすための条件をわかりやすく解説
2025年06月30日 - 家づくりQ&A
最近よく聞くようになった「床下エアコン」。
名前は知っているけれど、
・普通のエアコンと何が違うの?
・冬だけでなく、夏にも使えるの?
・本当に家全体が快適になるの?
と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、床下エアコンとはどんな仕組みなのか、
そして冷暖房として快適に使うために大切なポイントを、家づくりの視点からわかりやすくご紹介します。
床下エアコンとは?
床下エアコンとは、床下空間に設置したエアコンを使って家全体の温度を整える冷暖房方法です。
床下に空調された空気を送り、
床や室内全体を通して家を冷やしたり暖めたりすることで、
部屋ごとの温度差が少ない住環境をつくることができます。
一般的な壁掛けエアコンのように
「一部の部屋だけが効きすぎる」
「場所によって暑い・寒いがある」
といった状態になりにくいのが特徴です。
床下エアコンは冬だけのもの?
床下エアコンというと、
「冬の暖房専用」というイメージを持たれがちですが、
夏の冷房にも活用することができます。
冷房時は、床下に冷やされた空気を送り、
家全体の温度をゆるやかに下げることで、
冷えすぎを防ぎながら涼しさを感じられる空間になります。
強い風が直接体に当たらないため、
エアコンの風が苦手な方にも向いている冷房方法です。
床下エアコンのメリット
床下エアコンには、次のようなメリットがあります。
・冬は足元から暖かく、体感温度が安定しやすい
・夏は冷えすぎにくく、優しい涼しさを感じやすい
・家全体の温度差が少なくなりやすい
・冷暖房の台数を減らせる場合がある
季節を問わず、
「どこにいても温度差が少ない暮らし」を目指せる点が大きな特徴です。

床下エアコンは「どんな家でも」できる?
床下エアコンは、
どんな家でも快適に使えるわけではありません。
快適に使うためには、次の条件が欠かせません。
・高い気密性(すき間が少ないこと)
・十分な断熱性能
・床下空間を含めた換気計画
これらが不足していると、
「思ったより効かない」
「電気代がかかる」
といった原因になることもあります。
床下エアコンと住宅性能の関係
床下エアコンは、
住宅性能を活かしてはじめて効果を発揮する冷暖房方法です。
特に重要なのが、
・気密性(C値)
・断熱性能(UA値)
です。
家のすき間が少なく、
外気の影響を受けにくいことで、
床下の空気が無駄なく室内に行き渡ります。
この「家全体の温度差が少ない環境」は、
冬の暮らしにおいてヒートショック対策にもつながる重要なポイントになります。
まとめ
床下エアコンは、
・冬は足元から暖かく
・夏は冷えすぎにくい涼しさをつくり
・家全体の温度差を少なくしやすい
という特徴を持った冷暖房方法です。
ただし、
住宅性能や計画とセットで考えることが大切です。
床下エアコンが向いているかどうかは、
間取りや性能によって変わりますので、
気になる方はぜひ家づくりの段階からご相談ください。
著者情報
岐阜県岐阜市を拠点に、
「住むほどに好きになる家」をテーマに家づくりを行っているAVANTIHOMESです。
断熱性能・気密性能・耐震など、専門的な知識をわかりやすく解説し、
お客様が安心して家づくりを進められるよう、公式情報として発信しています。


