【家づくりQ&A】C値って何?どれくらいなら良い家?
2025年02月10日 - 家づくりQ&A
「C値ってよく聞くけど、結局何の数字?」
家づくり初心者の方が最初に戸惑いやすいポイントです。
この記事では、C値の意味・基準・メリットを、初めての方にもわかりやすく説明します。
■C値って何?
C値(しーち)とは、住宅の 気密性能(きみつせいのう) を示す数値で、
建物にどれだけ“すき間”があるかを数値化したものです。
測り方は、住まいの延床面積1㎡あたりに存在する、
すき間の合計面積(㎠)を計算し、C値=すき間面積 / 延床面積 として求められます。
例えば、C値が 1.0 の家なら、家全体のすき間を1辺3cmの穴1つ分程度 にまとめたイメージです。
C値が 0.5 になれば、その“半分”まで小さくなり、より高気密な住まいになります。
C値が小さいほど、
◎冷暖房効率が高まる
◎光熱費のムダが減る
◎温度ムラが少ない快適な室内環境になる
◎結露リスクが下がる
など、暮らしの質に直結するメリットも大きくなります。
ただし、単にC値が良いだけでなく、
「施工の丁寧さ」「断熱とのバランス」
「換気システムが正しく働くか」など
総合的な視点も大切です。

■C値がどれくらいなら良い家?
C値の目安として、1.0以下が“高気密な住宅”と言われる基準になります。
C値が 1.0 を下回ると、外気の影響を受けにくく、
冷暖房のムダが少ない快適な住環境がつくれます。
これからは家づくりにおける基準がさらに厳しくなり、
すべての新築住宅で「ZEH水準の省エネ性能」が求められるようになります。
ZEHでは、断熱・気密・設備の効率性がセットで重視され、
安定した室温や省エネ性を実現するためにも、
気密性能(C値の良さ)はとても重要なポイント になります。
※ ZEH自体にはC値の“数値基準”はありませんが、
ZEHレベルの断熱性能を適切に発揮させるためには、
一般的にC値 1.0以下が望ましいライン とされています。
気密が弱いと、せっかく良い断熱材を使っても性能が十分に発揮できません。
そのため、快適さや光熱費の削減を考えると、
C値 0.5以下が理想的で、0.3〜0.2台なら非常に優秀なレベル です。
■C値はどうやって知るの?
C値は気密測定(きみつそくてい)という検査で測ることができます。
一般的な住宅は、壁・床・天井・サッシなどの細かな取り合い部分に、目では見えないすき間が必ず存在します。
そのすき間の大きさを数値として表したものが、気密性能=C値 です。
測定は、家の一部に専用の測定器を取り付け、室内の空気を外へ強制的に排出します。
家の中と外に気圧差を作ることで、わずかなすき間から空気がどれくらい出入りするかを計測し、住まいの密閉性をチェックします。
C値の値が小さいほど、すき間が少なく、高気密な住宅という証拠になります。
すき間が少ない家は、
◎冷暖房が効きやすい
◎部屋ごとの温度ムラができにくい
◎結露しにくい
◎光熱費が抑えられる
など、暮らしの質に大きなメリットがあります。
気密測定は施工品質を目に見える形で確かめられる、住まいの性能を左右する大切な工程です。
■大事なのはC値だけじゃない
気密性能(C値)は、住まいの“すき間の少なさ”を表す大切な指標ですが、
快適な家づくりには 断熱性能(UA値) も欠かせません。
どれだけ気密が良くても、断熱が弱いと熱が逃げやすく、
夏の暑さや冬の寒さをしっかり防ぐことができません。
反対に、断熱性能が高い家でも、気密が弱いと
すき間から外気が入り込み、せっかくの断熱材の性能が活かせないことも。
つまり、「C値(気密)」と「UA値(断熱)」はセットで考えることが大切 です。
■まとめ
C値は、家のすき間の大きさを客観的に確認できる、とても重要な性能値です。
数値が小さいほど気密性が高く、外気の影響を受けにくい、快適で省エネな住まいに近づきます。
ただし、気密性能だけが良ければ良いわけではなく、
断熱性能(UA値)や換気システムとのバランスも家の心地よさを左右します。
家づくりを検討する際は、C値とUA値をセットで確認することが大切です。
UA値やC値の基準は分かったけれど、実際にAVANTIHOMESの家はどれくらいなの?
気になる方はこちらで“具体的な性能値”をご紹介しています。
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著者情報
岐阜県岐阜市を拠点に、
「住むほどに好きになる家」をテーマに家づくりを行っているAVANTIHOMESです。
断熱性能・気密性能・耐震など、専門的な知識をわかりやすく解説し、
お客様が安心して家づくりを進められるよう、公式情報として発信しています。






