【家づくりQ&A】UA値とは?どれくらいが良い?
2025年02月20日 - 家づくりQ&A
「UA値が低いほうが良いって聞いたけど、何を意味しているの?」
そんな疑問を持つ方向けに、UA値の役割と基準をまとめました。
UA値とは?
家の性能を考えるときに欠かせないのが、
UA値(ゆーえーち) と呼ばれる「断熱性能」を示す数値です。
UA値は、住まいの “どれくらい熱が逃げやすいか” を表す指標で、
数字が小さいほど性能が高く、冬は暖かく・夏は涼しい家になります。

■ UA値は「家全体の断熱力」を表す数字
UA値は、外壁・屋根・床・窓など、家の外側をぐるりと覆う“外皮”から、
どれくらい熱が逃げるのかを計算したものです。
家のどこからどれくらい熱が移動するのかを総合して数値化するため、
家全体の断熱力を客観的に判断できる指標 といえます。
一般的に、
● UA値が小さいほど、熱が逃げにくく断熱性能が高い家
という意味になります。
■ 断熱性能が高いと、暮らしはどう変わる?
断熱性能がしっかりしている家は、日常の快適さに大きな違いが出ます。
◎冬のヒヤッとする寒さが少ない
◎夏の日差しの熱気が入りにくい
◎部屋ごとの温度ムラが少ない
◎エアコンの効きが良く、省エネになる
◎結露しにくく、建物の耐久性にもよい
断熱性能は、毎日の暮らしの質や光熱費にも直結する、大切なポイントです。
■ UA値の基準(2025年の省エネ基準)
2025年4月からは、すべての新築住宅に「省エネ基準適合」が義務化され、
最低限クリアすべきUA値のラインが決まっています。
岐阜県(6地域)の場合、
UA値:0.87以下 が最低基準(省エネ基準)となっています。
ただし、これは“最低ライン”。
快適で省エネな家をつくるには、
UA値 0.46〜0.5 以下 (誘導基準)を目指すのが理想的です。
※UA値は「断熱材」「窓(サッシ)」「家の形状」などに大きく影響されます。
※誘導基準は、2030年度に省エネ基準として設けられる予定の基準です。
■ UA値とC値は“セット”で考えるのが大切
断熱性能(UA値)と気密性能(C値)は、どちらか片方だけ良くても本来の性能を発揮できません。
断熱が良くても、すき間(C値)が大きければ外気が入りやすく、
断熱材の効果が十分に出ません。
逆に、気密が良くても、断熱が弱ければ冬の寒さや夏の暑さを防ぎきれません。
UA値 × C値 のバランス が、快適な温熱環境をつくるポイントです。
2025年省エネ基準適合義務化
2025年以降の省エネ義務化では、UA値の基準クリアが必須になりますが、
さらにワンランク上の快適さ・省エネ性を求める方には ZEH(ぜっち) がおすすめです。

ZEHは、断熱性能・省エネ性能・創エネ性能のすべてを高めた住まいで、
国が推奨する“これからの暮らしのスタンダード”と言われています。
岐阜(6地域)の場合、ZEH基準のUA値は 0.6以下。
このラインをクリアすることで、
「夏は涼しく・冬は暖かい」「光熱費が下がる」「環境にもやさしい」など、
暮らしの質が一段と高まります。
■ UA値を比べるときのポイント
UA値は、家づくりを検討するうえで比較しやすい数値ですが、
以下の点も合わせてチェックすると、より正確に判断できます。
◎断熱材の種類と施工方法
◎窓の仕様(樹脂サッシ・トリプルガラスなど)
◎換気システムの種類
◎C値(気密性能)の実測値
数値だけでなく、家全体の“つくり”を総合的に見ることが大切です。
■ まとめ
UA値は、家がどれだけ“熱を逃がしにくいか”を示す大切な性能値です。
冬の暖かさ、夏の涼しさ、光熱費、結露…すべてに関わってきます。
気密性能(C値)と合わせて見ながら、
快適で省エネな住まいづくりに役立ててくださいね!
UA値やC値の基準は分かったけれど、実際にAVANTIHOMESの家はどれくらいなの?
気になる方はこちらで“具体的な性能値”をご紹介しています。
数字だけでは伝わりにくい家の心地よさは、
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著者情報
岐阜県岐阜市を拠点に、
「住むほどに好きになる家」をテーマに家づくりを行っているAVANTIHOMESです。
断熱性能・気密性能・耐震など、専門的な知識をわかりやすく解説し、
お客様が安心して家づくりを進められるよう、公式情報として発信しています。




